7.ガラパゴスで投函した手紙


最近、うれしかったことがありました。


2月に、1週間ほどガラパゴスへ行った時、

フロレアーナ島のポストオフィスベイを訪れました。

ここには、小さな樽の様な郵便ポストがあり、

その中には何百枚ものポストカードが入っていました。

(雨でカードが濡れないように袋に入れてありました。)


しかし、ここには手紙を回収する郵便局員はいません。

じゃあ、どうやって郵送するのかというと…


ポストオフィスベイを訪れた旅行客が

自国宛てに書かれてある手紙を持って帰り、

帰国後、投函し相手に届けます。


この風習は、18世紀に捕鯨船のクルーが

郵便ポストとして1つの木製の樽を置き

そこに立ち寄った船のクルーが

ポストに投函された手紙の宛先が

自分の寄港地や帰国地だったものを

持ち帰って届けたり、その国内で投函したといいます。

そして今でも、それが引き継がれています。


いつ届くのかも分からない手紙・・

もしかしたら届かない可能性もある・・


『いつか届くといいな♪』と思い私も家族宛てに投函しました。

4か月後、母から「手紙が届いたよ」と連絡が。

無事に届いた!すごい!送ってくれた方に感謝だ!と思い、

母がメールと共に添付したポストカードの写真を見ると

Los Angeles, USAと書かれてありました。

え!?USA!?

日本の方が送ってくれたんだろうと

思っていたので、予想外でした!!!!


でも、写真をよく見ると投函された場所に「高山」のスタンプ・・

もしかして、タイミングよく日本に旅行しに来たのかな!?と

思いつつ、一緒に書いてあったメールアドレス宛に

お礼のメールをしました。


・・・予想は当たりでした(●^o^●)

アメリカから日本へ旅行に来ていたそうです。

わざわざ私のポストカードを持って帰り

それを持って日本に来てくれたと思うと。。。

何ていい人なんだ・・・・(T_T)と

心がジーンとしました。


凄く嬉しかったです。


ポストカードを投函してくれたお礼に
何か次出来たらいいなって思って
また日本に来るときあったら
家に来てねって言っちゃいました(*´▽`*)ノ


今回の日本の旅、とても楽しんでくれたようで♪
また来てくれるといいな~~~~。


ポストオフィスベイに投函してなかったら
知り合うこともなかったであろう人と
知り合うことができたし(しかも国境を超えた)、
HAPPYな気持ちにさせてくれた、この風習にも感謝しなきゃですね☆


18世紀から引き継がれてきて正解な風習ですね(*'ω'*)


最後に写真を♪


若干、グシャッてなっていますが、旅してきた感があります。



私が、まだエクアドルに来て間もない頃に書いた手紙ですね(笑)



最後に、樽のポストとわたし(笑) 

ここに投函しましたよ♪



最後まで読んでいただき有難うございました!



エクアドルはガラパゴスだけじゃないΣ(・ω・ノ)ノ

スールトレックジャパンで日本語通訳として働いています☺ 私がエクアドル生活で感じたことをそのまま綴ります。

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